頭痛と漢方薬

頭痛は日本国内で最も多くみられる症状のひとつです。頭痛には片頭痛・緊張型頭痛・群発顕痛クモ膜下出血・頭部外傷などその原因も様々です。病院では鎮痛解熱剤・トリプタン製剤・抗てんかん薬・抗うつ薬などが一般的ですが副作用や習慣性・依存性を懸念される方も少なくありません。漢方薬は体質や症状に合わせて処方され、一時押えの対処療法ではなく頭痛が起きる体質を根本的に改善いたします。

片頭痛

片頭痛の症状

脈拍に合わせるように、ズキンズキンと激しい頭痛・吐き気を催す・体を動かすと痛みが悪化・女性に多い。

※閃輝暗点(せんきあんてん)が1~2割:閃輝暗点とは突然視界にギザギザした光や模様が見える現象(60分以内に頭痛が起こることが多い)

片頭痛の判断基準

□片側に起こる

□ズキンズキンと拍動性の痛みがある

□痛みが強い

□動くと痛みが悪化する

4つのうち、2つ以上当てはまると片頭痛

東洋医学では痛みは不通則痛(ふつうそくつう)によって起こる。頭痛も体内の気・血・水の流れが悪くなり発生すると考えています。片頭痛は原因は不明ながら、脳の中にある太い血管が拡張し過ぎることなどによって起こる。

片頭痛の発生原因

ストレスや疲れから解放されたとき・不規則な睡眠・運動や日常的な動作・人混み・炎天下・機構の変化や温度差・赤ワイン・チーズ・月経。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の症状

頭部が全体的に締め付けられる様に痛む状態が、だらだらと長く続く痛みは片頭痛よりは軽い。体を動かしても痛みに変化はない。

緊張型頭痛の発生原因

側頭筋や後顕筋、僧帽筋などの緊張した筋肉が神経を刺激した場合や、長時間のうつむき状態・無理な姿勢・運動不足。不安やうつにより、脳での痛みの感じ方が過敏になる。

群発頭痛

群発頭痛の症状

目の奥が強く痛む・片側だけが痛む・夜間や睡眠中に多発・目の充血、涙や鼻水が出る・男性に多い。メカニズムについては明らかになっていない。間脳の視床下部と内頚動脈の異常が関係すると考えられている。トリプタンの自己注射と酸素吸入が有効とされている。

群発頭痛の原因

飲酒や喫煙が頭痛のきっかけになりやすい。

※鎮痛剤内服・外用剤(貼り薬・塗り薬)の使い過ぎによる頭痛。1ヶ月10回以上の鎮痛剤の使用が3ヶ月以上続いていると脳などの中枢神経での痛みの感受性が変化し、少しの刺激でも痛みを感じやすくなる。

ご利用者様の声

頭痛で新薬の鎮痛剤が効かず不安でしたが漢方薬で良くなりました。  女性 Sさん/64歳

3~4年前から頭痛が起きる様になり近所の病院で他の薬と一緒に鎮痛薬をもらって服用。しかし頭痛がなかなか治らないと病院の先生に言うとだんだん強い薬を処方され不安になり新薬を中止して漢方薬で治そうと思われ来店。漢方薬は血液をきれいに血流を良くする瘀血体質の改善薬を処方。2ヶ月目から頭痛が楽になり、5ヶ月目にはほぼ自覚症状が無くなる。現在は成人病(高血圧・コレステロール)予防のため1日3回服用の漢方薬を2回に減らして継続して服用されています。

頭痛は気・血・水の内の血液の流れが悪くなり生じる瘀血(微小循環障害)は冷えやストレス過多、運動不足や偏食などが原因で生じやすくなるといわれています。鎮痛剤などの化学薬品の一時押えの対処療法では体質は改善されず却って体調を崩したり、慢性化に繋がりに悩まされている方も少なくありません。漢方薬は体の隅々まで酸素や栄養を運んでくれる大切な役割を持つ血液をきれいにし又、血管を柔軟にして根本的に頭痛の本当の原因の瘀血体質を改善いたします。

お気軽にお問い合わせください。072-686-0090受付時間 10:00-17:30 [ 水曜日・第二火曜日・講習会日 除く ]

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